空を見上げてみたら煙突が立っていた

空を見上げてみたら煙突が立っていた

私は小さな頃から良く思い悩む癖を持っていて、学校や塾、部活動で疲れたり悩んでいるときにはいつも空を見上げて物思いにふけっていました。

空を見上げるといつも自由を感じることが出来ますので、私は空にいつでも助けられていた経験を持ちます。

空は大きく自由で偉大です。

私が一番好きな場所は家の近くの公園で、空を見上げるといつもそこには空と一緒に煙突が立っていました。

私が小さな頃からあった煙突で、空とマッチしていてなんだか見ているととても落ち着く風景です。

私の家庭はあまり家族の仲が良い家庭ではなく、両親は喧嘩をよくしますし、父親はなかなか私のことを理解してくれません。

そんな時にも私は公園に出かけ良く空を見上げながら、現在の自分を忘れることが出来るように空と煙突の風景をぼんやり鑑賞していました。

その風景に自分が溶け込んで苦しさや悲しさを忘れるように努力していたのです。

現在は大人になりましたが、その煙突と空を見るとあの頃の悩んでいた子供時代を思い出します。

銭湯の煙突は私の青春時代を思い出す

私は京都にある大学に通っていて、楽しい時期や苦しい時期を京都で過ごしてきました。

学費を稼ぐために飲食店でアルバイトをしながら勉強をしていましたので、とても忙しくなかなか心安まる時間がありません。

将来は公務員になろうと思っていましたので、大学の授業と自主勉強、バイトと本当に忙しい青春を過ごしていたのです。

私はなけなしのお金で週末に家の近くの銭湯に行っていました。

家からは300メートルの場所にあるのですが、毎日切り詰めた生活をしていますので、銭湯に使う何百円のお金でも私にとったら思い切ってお金を使ってしまう感覚で、その銭湯の日は私の最大の娯楽になっていたのです。

煙突の管理

銭湯からは煙突がのぞいており、家から銭湯に行く道すがら高くそびえる煙突を目標として自転車をこいでいたのです。

今では公務員になり、お金に苦労することなく社会人を過ごしていますが、今でもあの大学時代の銭湯の煙突を目指して自転車をこいでいたあの学生時代は私にとって最高の思い出です。